ネパールは曼茶羅文化とその技法が残る唯一の国です。ネパール曼茶羅の特色は、日本に伝わる金剛、胎蔵の様式だけでなく、ヒンズー教やジャイナ教の影響を受けた男女合体像やソウ怒の姿で表現する多面多臂像、宇宙図の影響を受けた幾何学形式のものなどがあります。曼茶羅とはサンスクリット語のmandalaの音写です。通常、本質とか精髄を意味するmandaと、~を具有するという意味をもつ接尾語laという語の合成語とされ、本質、精髄をもつもの、つまり仏の悟りそのものを意味する言葉とされています。曼茶羅は、仏教(密教)の叡智が宝石のごとく散りばめられた、祈りと悟りの宇宙であると言う事ができます。ネパール曼茶羅と向き合い、瞑想する時、宇宙的なエネルギーと意識を同調させ、世界や心の一体感をもたらしてくれます。
金剛界・両界曼荼羅
「金剛頂経」という密教経典のもとに描かれた金剛界両界曼荼羅は一切如来から悟りを得るための修行法を教授された一切義成就という菩薩が、それを修めて悟りを得て、金剛界如来(大日如来)になったと説いています。
金剛界曼荼羅の名はこの如来の名から生まれ、そのようにして得た悟りの知恵の世界を表現したのが金剛界曼荼羅です。
胎蔵界・両界曼荼羅
「大日経」という密教経典をもとに描かれた曼荼羅が胎蔵界曼荼羅です。 胎蔵とは母胎のことで、胎蔵界曼荼羅は母の胎内に守られた胎児が育っていくように、本来、人間が誰でも持っている菩薩心(悟りの心)が、生まれ育っていく過程を表現してます。
Yantra (ヤントラ)
「Yantraはエネルギーを集中し、昔から瞑想のために使われている曼荼羅です。
この曼荼羅の中心を見ることによって、集中力を高めることができると言われています。
仏陀曼荼羅
この曼荼羅は金と銀色を使い、仏陀が悟りを開く様子を描いた曼荼羅です。
White Tara (ホワイト タラ)
観音菩薩の化身として、チベットでは最も親しまれている仏様です。
曼荼羅のイメージに合った額を作ることが出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
また在庫も多く取り揃えています。